今回の記事は、多肉植物を育てる時に使うことをおすすめする肥料を3つご紹介します。
肥料について
多肉植物は、
- 肥料がいらない
- 水がいらない
といった少々偏った情報があります。
しかし、肥料も水も必要になります。
目的
多肉植物に肥料を与える目的には、
- 苗を大きくする
- 花つきをよくする
- 苗を丈夫にする
があります。
タイミングや方法
肥料を与えるタイミングはいつがよくて、方法はどのようにしたらよいのでしょうか。それは、使う肥料によって変わってきます。
肥料の種類
肥料は園芸店やホームセンターで多くの種類が用意されています。どのような種類があるのかをみてみましょう。
固形タイプ(置き型)
ラムネ菓子のようなサイズの固形タイプの肥料です。こちらは鉢のサイズに合わせて数個土の上に乗せてます。水やりをすると、固形タイプの肥料が溶けて、根っこへ肥料が染み渡るようになっています。
- 肥料を与えるタイミング:植え替えをした後に土の上に置く
- 肥料を与える方法:水やりのときに、置いた肥料に水がかかると溶けだして、根っこに肥料がいきわたる。
固形タイプ(元肥/もとごえタイプ)
土の中に混ぜ込んで使うタイプの肥料です。大体の肥料が1年間ほどゆっくりと時間をかけて効果を発揮します。
- 肥料を与えるタイミング:植え替えをするときに土に混ぜ込む。
- 肥料を与える方法:水やりのたびに肥料が溶けだして、いきわたる。
液体タイプ(濃縮還元)
水やりの水で薄めて使う濃縮還元タイプの液体肥料です。
- 肥料を与えるタイミング:水やりの時に水に入れる。(水で薄めて使う)
- 肥料を与える方法:水やりと同時に肥料を与える。
肥料の効き方
人間で例えるのであれば、薬を飲むことと点滴を打つことでは効果が表れるまでのスピードが違いますよね。
例えばビタミン剤を飲むよりも点滴で投与するほうが、早く効果が出ます。多肉植物への肥料を与えるのもどちらの結果を求めるかによって肥料を使い分けることができます。
緩効性(かんこうせい)
ゆっくりと穏やかに効果を発揮する肥料が緩効性です。固形タイプの肥料と液体タイプの肥料ではどちらが、緩効性に該当すると思いますか。
答えは、固形タイプの肥料です。
即効性
緩効性の反対の言葉として、即効性があります。つまり、すぐに効果がでる肥料のことです。液体肥料が即効性に該当します。
緩効性と即効性のどちらを与えたらいいの?
両方の肥料をたくさん与えて早く苗を大きくしたいと思うかもしれません。そんなに欲張ってはいけません。
人間も一度にたくさんおいしいものを大量には食べられないのと同じです。適宜適量を肥料として多肉植物に与えることに意味があります。
土の中に緩効性の固形肥料を混ぜ込んでおいて、生長する時には即効性の液体肥料を与えるのが良いでしょう。
多肉植物レベル別おすすめ3商品
では、具体的にどの商品が良いのかを多肉植物のレベル別に紹介します。
初心者向け
花ごころの多肉植物の肥料は、含有成分が多肉植物用に調整してあります。肥料を与える量も固形なので粒を数えて、必要な量を土の上に置くだけです。
買ってきたばかりの鉢にポンっと肥料を置いてあげてみてください。肥料がなくなったことが土の上に置いておくとよく見えます。
多肉植物を育て始めたばかりの方にはおすすめです。
中級者向け
多肉植物を育ててしばらくすると、土を植え替えてみようといいう気持ちが沸き起こるはずです。
そのタイミングと同時にマグアンプkを土と一緒に買ってください。そして、土に混ぜ込んで、植え替えてください。
マグアンプkには
- 小粒
- 中粒
- 大粒
と3つのサイズがあります。多肉植物を入れる鉢の大きさに合ったサイズのマグアンプkを購入してください。
上級者
しばらくの間、多肉植物を育てて、コツがつかめた方におすすめな肥料は、スーパーロングと言う肥料です。
こちらはある多肉植物の生産者さんがおすすめしたことで爆発的に周知されて有名になった肥料です。
こちらは残念ながら、Amazonでは入手ができません。JAでのみ販売がされている商品だからです。
お近くにJAがある方は、JAでの購入をしてください。お近くにJAがない方は、メルカリでの販売がありますので、活用してみてください。