サボテン・多肉植物ビッグバザールに行く前に知っておくといいこと

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YURI

多肉植物の即売会と言えば、ビッグバザールと言われるほど、大きな販売会があります。

今回は、そんなビッグバザールの歴史についての記事です。

2019年現在のサボテン・多肉植物ビッグバザールについて

今では年4回開催をしているサボテン・多肉植物ビッグバザールです。通称BB(ビービー)と言われます。

サボテン・多肉植物ビッグバザールの主催をしているのは、CBS(カクタスバザールシステム)です。

概要

概要
  • イベント名:サボテン・多肉植物ビッグバザール
  • 通称:BB(ビービー)
  • 開催場所:五反田TOC
  • 開催回数:1年に4回(3月、6月、9月、11月)
  • 開催曜日:日曜日もしくは祝日の月曜日
  • 主催者:CBS(カクタスバザールシステム)
  • 出店者:プロとアマ
  • 入場者数:1000人以上
  • 入場料:500円(中学生以下は無料)

直近での開催予定

ビッグバザールが直近で開催されるのは、

  • 2019/6/9(日)の午前9時~午後4時まで
  • 2019/9/16(月/祝日)の時間未定

です。

6/9(日)の開催には、関西方面から団体で参加する方もいらっしゃるようです。今まで以上の賑わいが予想されます。

入場方法

6/9(日)の開催では整理券が配布されます。整理券は午前8時から1階の正面入り口で配布される予定です。

会場への入場は整理券番号順になります。

注意点

とても多くの入場者がおり、会場は熱気に包まれます。その熱気で会場はとても蒸し暑くなります。

  • 半袖を着ていく
  • 水分を持っていく
  • 荷物はコンパクトにする

ようにしてください。

満員電車と同じように、体調がすぐれないと思った場合にはお早めに休憩をとるようにしてください。

国際多肉植物協会(I.S.I.J.)の小林浩会長に聞きました-ビッグバザールの前身

現在では入場者数が1000人以上となっているビッグバザールです。ビッグバザールの歴史について、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)の小林浩会長に話を聞きました。

ビッグバザールのヒント

2019年からさかのぼること35年前頃にベルギーで開催されていた多肉植物の即売会に参加して、日本でも同じように即売会をやってみたいと思ったことが始まりです。

ベルギーでの多肉植物の即売会

ELKの概要
  • 開催場所:ベルギーのブランケンベル
  • 会期期間:2日間
  • 販売者:プロとアマ
  • 内容:即売会と講演会(レクチャー)
  • 出展者数:120店くらい
  • 日本人の出展者:あり(小林会長含む5-6人)
  • 公式サイト:こちら(日本語はありません)

毎年9月にホテルを貸し切って大規模に開催され、会期期間は2日間です。会期期間中、参加者たちは開催されるホテルや周辺ホテルに宿泊をして連日即売会に参加します。

日本人で最初にELKへ参加したのは、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)小林浩会長です。参加し始めたころは、日本人の参加が少なかったです。それが今では、小林会長も含めて5-6人参加しています。

優仙会(ゆうせんかい)

国際多肉植物協会(I.S.I.J.)小林浩会長がELKに参加している頃、日本でも多肉植物の即売会は開催されていました。

その会の名前は優仙会(ゆうせんかい)と言いました。業者(プロ)が売り主で購入者も業者(プロ)と、業者(プロ)だけの多肉植物の販売会でした。開催場所は二子玉川で開催していました。

優仙会(ゆうせんかい)には、

  • 金子カクタス
  • カクタスニシ
  • 堀川カクタス
  • 鶴仙園

などの業者(プロ)が参加していました。

どの業者(プロ)も現在もビッグバザールやサボテンと多肉植物の即売会に参加をしています。

優仙会(ゆうせんかい)からビッグバザールへの変更

業者(プロ)だけで開催をしていた、優仙会(ゆうせんかい)が即売会をやめてしまうと聞いた、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)小林浩会長は、自分で開催しようと決意しました。

その時にヒントにしたのは、2019年から35年前頃に行ったことのあったベルギーでの即売会(ELK)です。

ベルギーでの即売会(ELK)を参考にして、業者(プロ)だけの参加ではなく、素人/趣味家(アマ)も参加できるようにしました。

素人/趣味家(アマ)の参加ができるようになったのは、出店と購入の両方においてのことです。

国際多肉植物協会(I.S.I.J.)の小林浩会長に聞きました-ビッグバザールへの変換

記念すべきビッグバザールは2019年から約20年前に開催されました。初回のビッグバザールはどのような感じであったのかを国際多肉植物協会(I.S.I.J.)小林浩会長に記憶をだどっていただきました。

初回の開催場所は板橋区

2019年現在、ビッグバザールは五反田TOCで行われています。五反田は品川区に該当します。

初回のビッグバザールは板橋区に当時あった貸し会場で開催されました。高速道路からのアクセスの良さと駐車場が無料で用意されている会場として選ばれました。

板橋区で開催されていたビッグバザール

2019年現在、ビッグバザールは1年間に4回五反田(品川区)で開催されています。板橋区で開催をしていた頃は1年間に2回の開催でした。今の半分の開催数と考えると少々寂しい感じもします。

板橋区で開催をしていたビッグバザールは、参加費用が無料でした。

出店者数は10店舗で始まった板橋区でのビッグバザールも開催回数を重ねることに、出店者が徐々に増えていきました。

購入者(入場者)も最寄り駅から会場へ向かって、ぞろぞろと人が並んで歩くくらいの数が来場しました。

販売者も購入者も増えた要因としては、

  • いち早くWEBサイトを作成して、告知をWEBサイトで行ったこと
  • 国際多肉植物協会(I.S.I.J.)の会報誌で告知をしたこと

があります。

五反田TOCで開催を始めたビッグバザール

ビッグバザールを板橋区で開催できなくなってしまいました。理由は会場が貸し会場の運営をやめてしまうからです。

板橋区での開催ができないと分かったことを契機に、五反田TOCで開催を決断しました。

国際多肉植物協会(I.S.I.J.)小林浩会長は、”催事をするのであれば、いつかは五反田TOCでやりたい”と夢を持っていました。

五反田TOCで開催することへの不安や心配

慣れた板橋区から開催場所を変更することで出店者や入場者数が減ってしまうのではないかという、不安や心配はありませんでした。そのような不安や心配がないくらい、板橋区でのビッグバザールには集客力があったからです。

板橋区から五反田TOCへの場所を変更したことにより、出店者数や入場者数が減ってしまうことの不安や心配よりも、天気や電車運行状況によって、
出店者数や入場者数が減ってしまう不安や心配がありました。

天気の不安や心配とは雪が降ったり、台風が直撃してしまうことです。電車が止まってしまうとなると、会場まで行くことができなくなってしまいます。

幸いこれまで無事に開催をすることができていますので、今後も無事に1年間に4回開催できることを願っています。

まとめ

ビッグバザールの歴史

35年前頃
ELKに参加をして、日本でもいつか開催をしたいと思う
20年前頃
ビッグバザールを板橋区で開催する
15年前頃
ビッグバザールを五反田TOCで開催する
2019年現在
ビッグバザールを五反田TOCで開催しつづけており、1開催あたり1000人以上が参加をしている

35年前に願ったことをビッグバザールとして実現して、20年以上継続をしている国際多肉植物協会(I.S.I.J.)小林浩会長には敬服するばかりです。

これからのビッグバザール

ビッグバザールの歴史を知ったうえで、これから開催されるビッグバザールへ参加をしてみると少しは違った見方ができる参加になるかもしれません。

ビッグバザールは2019/6/9(日)に五反田TOCで開催されますので、ぜひ参加をしてみてください。

国際多肉植物協会(I.S.I.J.)小林浩会長へのインタビュー記事もあわせてどうぞ。