明らかにします!多肉植物の販売会でよくある8個の質問と回答

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YURI

2019年4月に開催された北区植木市に行った際に、知り得た知識をまとめて記事にします。

2019/4/19(金)-2019/4/21(日)に開催された北区植木市には、多肉植物の生産者と趣味家が集まりました。

集まった生産者と趣味家は苗を販売するだけではありません。多肉植物に関する質問を生産者と趣味家へする来場者が多くいました。それに対する回答もしていました。

その一部を記録してきましたので、それを今回の記事にします。

多肉植物の育て方全般に関する質問

初めて多肉植物を手に取る来場者も多くおり、多肉植物の育て方に関する質問が多くありました。

購入した苗を大切に育てたいという思いが強くあると思います。苗を購入する場に生産者や育てた趣味家が目の前にいるので、質問をするには絶好の機会です。

多肉植物の置き場はどこがいいの?

断トツで多くされていた質問は多肉植物ってどこに置けばいいの?部屋の中でいい?というものでした。

見た目の可愛さからどうしても多肉植物を部屋の中に入れて、観葉植物のように眺めていたい方が多いようです。

多肉植物の属によって多少、置き場に適した環境は異なります。しかし、基本的に多肉植物は

  • 屋外
  • 風通しの良い
  • 雨の当たらない軒下
  • 日光が午前中に当たる

場所に置くのがよいです。

もし、どうしても多肉植物の可愛さを近くで感じたい場合には、夜間だけ部屋に入れて眺めましょう。そして翌朝には屋外に出して日光と風に当ててあげましょう。

水やりの頻度は?

多肉植物=サボテン=水をあげないという法則が一般的にはあるようです。驚くことに多肉植物だから、1年に1回だけ水やればいいんでしょ?とおっしゃる方もいました。

1年に1回だけの水やりでは、水をあげる機会はなく、多肉植物が枯れている可能性が高いです。

その反対に、毎日お水をあげて腐らせちゃったことがあるのとおっしゃる方もいました。

なんとも両極端な感じです。では、どのくらいの頻度で水やりをすればよいのでしょうか。

抽象的で理想的な回答ですと、”苗の様子を見て水を欲しがっていたらあげて様子をみる”です。

その勘所が多肉植物を育て始めたことにはまったくわからないので、苦戦するのです。

おおよその目安としては

  • 土が完全に乾いたらあげる
  • 葉がしわができ始めたらあげる

とよいでしょう。

花は咲くの?

植物で花が咲かないのはシダ科と菌類になります。多肉植物はどちらにも該当しないため、もちろん花は咲きます。

しかし、毎年4月頃に咲く桜のように季節の訪れを感じさせる咲き方をしない品種もあります。

今年は咲いたけど、去年は咲かなかったということもあります。

花が咲くことを楽しみに育ててみるのもいいですね。

植え替えは必要?

購入したときの鉢のままにしておいてもよい期間は1年くらいです。購入から1年が経過したら、植え替えをしましょう。

  • いつ植え替える?
    • 春か秋がおすすめです。
  • どうして植え替えるの?
    • 土の中の栄養分がなくなるからです。
  • 植え替える鉢は同じでいいの?
    • 苗を大きくしたい場合には、今より大きな鉢にしてください。
    • 苗をあまり大きくしたくない場合には、今と同じサイズの鉢にしてください。

使っている土はどのようなもの?

土に関する回答は本当に難しい問題だと言われています。入れる土の種類の配合や使う肥料などを追及したらキリがありませんし、絶対的な答えもありません。

重たい土は避けたい、虫が来てしまう肥料は使いたくないなど各人の事情があると思います。

そんな時は園芸店やホームセンターで販売をされている”多肉植物の土”をまずは使ってみることをおすすめします。

多肉植物の土を使っていくうちに、自分好みのメーカーや配合が出てくるはずです。

品種別の質問

怒涛とスーパー怒涛の違い

フォーカリア属に怒涛という品種があります。そのスーパー版としてスーパー怒涛があります。

スーパーとなると、どこのどのような部分がスーパーなのでしょうか。それは、葉の表面にあるギザギザの模様が多くて深い部分がスーパーなのです。

怒涛とスーパー怒涛の両方を育ててみて違いを感じることも楽しみの一つかもしれません。

フォーカリア属のギザギザの意味

フォーカリア属の品種には葉にギザギザがあるものが多いです。このギザギザはなんのためにあるのでしょうか。

フォーカリア属はアフリカの暑くて乾燥した地域に生息しています。暑さを少しでも軽減するためには葉を少しでも多くの空気に触れさせる必要が出てきます。

ギザギザがあることにより、葉の表面積が広くなります。そして、暑さを和らげることができます。

ギザギザがあることにより、暑さを軽減できる仕組みは、車のラジエーターと同じ仕組みです。

ラジエーターは熱を下げるため、パイプには表面積を大きくするフィンという板が取り付けられています。

植物が環境に適した姿かたちへ変化をさせて生き残ろうとすることは生命力の強さを感じます。

こちらが車に取り付けられたラジエーターです。

コノフィツム属の柄

コノフィツム属には柄のある品種があります。柄は個体ごとに違います。この柄がコノフィツム属の愛好家にとってはたまらなくかわいい部分になるそうです。

そんなコノフィツム属の柄に関する疑問と疑問に対する回答です。

  • 柄はいつからあるの?
    • 子株のときからあります。
  • 柄は変化するの?
    • いいえ、増えたり、減ったりの変化はしません。
    • 子株のときに日光によく当てることで、くっきりとはっきりした柄になります。
  • なんのために柄はあるの?
    • コノフィツム属は虫や動物にとって食べ物の少ないアフリカで生息しています。虫や動物がコノフィツム属を食べることがあります。
    • 虫や動物に食べられないようにするため、隠れる岩や石に似せるために柄はあります。
コノフィツム属のウルスプルンギアヌムです。

まとめ

多肉植物全体に対すること

無責任な言い方になってしまいますが、ご自身で育てて、失敗して原因を探って改善して試行錯誤することが一番の学習方法になると思います。

その学習をするうえで、先人の知恵や知識を活用させてもらえることが大きな成長となるでしょう。

どんなに長い多肉植物の歴史をもっている人でも苗を枯らすことは絶対にあります。枯れてしまって悲しい気持ちに陥りますが、枯らしてしまったら、新たな気持ちで、再度多肉植物を育ててみてください。

きっと思い入れのある素敵な苗になります。