イベントや即売会に参加してみると、いろんな方が多肉植物を販売していることに気が付いたはずです。今回の記事は多肉植物を販売している人にフォーカスしてみようと思います。
老舗の生産者
昭和の初めころから多肉植物は生産されていました。そのころから多肉植物を生産している方が令和の時代においても活躍されています。
まずは老舗の生産者からお話してみます。
群仙園(ぐんせんえん)
群仙園は群馬県桐生市にある生産者です。リトープス属をメインに生産をしています。苗の購入方法がカタログ販売となっています。
カタログの入手方法や苗の購入方法については、群仙園へ直接お問い合わせください。
錦玉園(きんぎょくえん)
昭和31年末に開業した 錦玉園は長野県小諸市にある生産者です。エケベリア属の生産者として有名ですが、コノフィツム属も実はあります。
錦玉園の記事はこちらにもありますので、よろしければどうぞ。
鶴仙園(かくせんえん)
昭和5年に開業をしている鶴仙園(かくせんえん)です。鶴仙園(かくせんえん)は東京都豊島区に店舗が2つあります。都内とは思えないほど広い売り場と品種の多さがあります。
昭和初期のころから多肉植物を輸入をしていたと伝える書籍もあります。とても先進的なことをしていたのだと驚きます。
二和園(ふたわえん)
千葉県佐倉市にある二和園(ふたわえん)も老舗の生産者です。園主の向山さんは60年以上多肉植物を育てていらっしゃいます。
そのため多肉植物に関してとても豊富な知識をお持ちです。ハウスに行った際にはお話を聞かせていただけますので、ぜひいかれてみてはいかがでしょうか。
紅波園(こうはえん)
神奈川県藤沢市にある紅波園(こうはえん)はサボテンとハオルチア属で有名です。サボテンとは緋牡丹錦(ひぼたんにしき)といって、緑と黄とピンクと色鮮やかなサボテンのことです。緋牡丹錦(ひぼたんにしき)のほかにも緋牡丹(ひぼたん)でも有名です。
どうして緋牡丹(ひぼたん)と緋牡丹錦(ひぼたんにしき)で有名かといいますと、当時の園主である渡辺栄次さんが誕生させたからです。
現在の園主が2018年にお亡くなりになって以来、サイトが閉鎖されてしまっています。
そのため現在はハウスへ行って多肉植物を買うことが難しいかと思います。一度電話にて直接お問い合わせされることをおすすめします。
岐孝園(ぎこうえん)
岐孝園(ぎこうえん)は岐阜にあるとても大きなサボテンの生産者です。その大きさは日本一と言っても過言ではないくらいの大きさです。
すべてのハウスを歩いて見ることはできないくらいの数と広さがあるようです。インスタに記載のある情報によると、10万平方メートルの栽培面積とのことです。10万平方メートルとは東京ドーム2個分くらいの広さだそうです。
1日にすべてのハウスを歩いて見られない広さですね。とてつもなく広いハウスですので、一見の価値があるはずです。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。
有名な生産者
TOCで行われるビッグバザールに出店する生産者や世界と取引をしている生産者もいらっしゃいます。
昭和の初めから生産者として活動はしていなくとも、十分に有名な生産者たちを紹介します。おそらく一度は名前を聞いたことのある生産者だと思います。
カクタスブライト
茨城県ひたちなか市にあるカクタスブライトです。二瓶さんが園主です。園主の二瓶さんが販売されている姿をご覧になった茨城県民以外の方は少々驚くかもしれません。
それは、茨城弁で接客をしているからです。茨城弁は独特のイントネーションがあります。そんな茨城弁を話す二瓶さんとお話しながら、苗を買うことも楽しみの一つです。
グランカクタス
グランカクタスは千葉県印西市にある生産です。五反田TOCで開催されるビッグバザールのセリ会の時に司会をしている黒ぶち眼鏡の方が園主の生産者です。
カクタス長田(かくたすおさだ)
今とても人気の生産者であるカクタス長田(かくたすおさだ)です。海外へ買い付けに行ってはたくさんの苗を輸入しています。そのため海外でもとても有名な方のようです。
取り扱う多肉植物はコーデックスやユーフォルビアやアガベなどインテリアとしておしゃれでかっこいいと言われている品種が多くあります。海外で買い付けをしているため、とても珍しい苗もあります。
ISHII PLANTS NURSERY(石井商店)
ハウスでの販売や直営店がないため、即売会やイベントでの出会うことになる、ISHII PLANTS NURSERY(石井商店)です。
都内から、関西・九州方面での販売会にも参加をされるISHII PLANTS NURSERY(石井商店)です。
インスタにて販売会の告知をしていますので、気になった方はインスタにてご確認ください。
たにっくん工房
奈良県にて多肉植物を生産しているたにっくん工房です。とても愛らしい店舗名ですね。生産しているハウスでの販売はありませんが、オンラインでの農場があります、つまり、ネット通販があるということです。
カクタスニシ
関西方面ではその名を馳せているカクタスニシです。カクタスニシは和歌山県和歌山市にある生産者です。ハオルチア属の空前の大ブームを生み出したともいわれています。
生産者の記事もありますので、よろしければこちらからどうぞ。
必読!グランカクタスへ行く前に知っておいたほうが良いこと錦玉園のエケベリアをゲットする方法を伝授します錦玉園に行くべき3つの理由趣味家や話題の方
古くから多肉植物を生産している方がいるため、古くから会が存在しています。そのような会に入らず、個人としてや趣味として生産をして販売をしている方も多くいらっしゃいます。最後にそのような方たちについてお話します。
趣味家から生産者へ
多肉植物は趣味が高じて生産者へと転じるかたが多くいらっしゃる世界です。多肉植物を育てていると、苗の数が増えていきますが、置き場所には限りがあります。そうなると、新しい苗が買えなくなります。はて困りました、どうしましょ。という事態になります。
多肉植物が好きな方の多くは、多肉植物の良さを知ってもらいたいという気持ちがあります。そのため増えた苗を他の方に譲ることになります。
そしていつの間にか趣味で始めた多肉植物を生産者として販売をしているなんてことがよくあるようです。
SNSで話題の方
今の時代はインスタやツイッターで個人が自分を売り込む場所としてあります。自分が育てた苗や増やした苗をSNSにUPすることで、一躍有名になるチャンスもあると言うことです。
インスタを通じて多肉植物好きの輪が広がってイベントを開催したりも実際に行われています。
最後に
他にももっと有名であったり老舗の方もいらっしゃるとは思います。 たにあるの偏見と好みで今回の生産者を列挙しましたことをお許しください。