何事にもはじめがあれば、終わりがあります。今回は多肉植物を育てることに終わりがきたときにはどうしたらよいのかお話をします。
思い出がたくさんの詰まった多肉植物を手放す理由
おそらく多肉植物を集めて大切に育ててきた方でしたら、相当の理由があって多肉植物を手放すのでしょう。
目的を達成したから
自分で設定した目標や到達地点があって、それに達したから、多肉植物を趣味として育てないで手放すのでしょう。
おそらく目標とは、自分オリジナルの交配を作り出すとか、育てることが難解な品種を数年育てたから、これで多肉植物を育てることを終わりにするなどがあるかもしれません。
引っ越しをするから
お仕事の関係で海外へ引っ越しをすることや社宅へ引っ越しが必要になり、多肉植物を手放さないとならないこともあるでしょう。
友人や家族に預けて育ててもらうこともアリかもしれません。しかし、多肉植物が好きな方ではないと自分が満足するような育て方はしてもらえないでしょう。一度自分の手から離れてしまった以上、預けた方を信頼して託すしかありません。
環境の変化で育てられなくなるから
多肉植物だけではなく、人間の命にも限りはあります。多肉植物を育てていた方がご家族で、その方がお亡くなりになったりご病気にかかった場合、残された方が意思を引き継いで育てることは難しいかもしれません。
ご家族皆さんで多肉植物が好きでしたら問題はないのでしょうけれど、ご家族みなさんで多肉植物が好きなことは稀かもしれません。
飽きてしまったから
なんだか理由はわからないことが多いはずです。それは多肉植物を育てることに飽きてしまったからという理由で手放すことです。
飽きてしまったら、今一度情熱を燃やすことはなかなか難しいかもしれません。次に大切に育ててくれる人を探したほうがよいでしょう。
多肉植物を手放す方法
夢中になって集めて大切に育てていた多肉植物を手放すということは、断腸の思いだと思います。
断腸の思いを少しでも軽減するためにも、多肉植物が好きな方に大切に育て続けてもらえるような方法で手放したいですよね。
さっそくそれでは、多肉植物を手放す方法についてお話を進めます。
オークションやメルカリに出品する
オークションやメルカリに出品をして、手元の多肉植物を整理する方法があります。
オークションの場合には、価格を最低金額だけ指定しておけば、入札に応じて価格が上がります。
メルカリの場合には指定した金額で購入先が決まります。メルカリの場合には値下げ交渉が入ることもあります。値下げ交渉があることを想定した金額を出品時に設定するとよいでしょう。
友人に譲る
長い間、多肉植物を趣味としていると友人が多くいるかと思います。その友人に声をかけて、譲るのも1つの方法です。
同じ趣味の友人に、趣味をやめると言い出すのは少々気が引けてしまうかもしれませんが、そこは勇気を出して話をしてみましょう。
身近に友人がいない場合には、インスタやブログを通じて、”多肉植物を譲ります”と投稿してみてください。
意外と行き先が決まるかもしれません。
業者に引き取りに来てもらう
生産者の中には、多肉植物を手放したいという方から買い取りをしてくださる場合があります。まずは、お近くの生産者に連絡をして相談に乗ってもらうことおすすめします。
こちらの記事で多肉植物の生産者について書いていますので、よろしければどうぞ。
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多肉植物が好きだった方には絶対にいないと思いたいですが、公園や土手や森に多肉植物を捨てに行くことは絶対にやめてください。
不法投棄になってしまうからダメなのは当然ですが、多肉植物は生き物です。簡単に捨てるようなことのないようにしてください。
最後に
今回のお話は少々暗くなるような内容になってしまいました。
次の記事は明るい内容にしたいと思います。