多肉植物を葉挿しや挿し木して、増やせることはとても楽しいことです。何も考えずに増やしてしまった結果、どうしよう?となることがあります。今回は増えた多肉植物をどうしたらよいのか?についてお話します。
多肉植物の増え方
多肉植物の増え方は朝顔やチーリップのような一般的な花とは少々異なります。多肉植物ならではの増え方をします。
最初はそんな風に増えるなんて嘘なのではないかと疑うかもしれません。
葉挿し(はざし)
多肉植物は葉から根が出て葉が出て立派な苗になります。葉挿しの成功率の高い品種は、繁殖力が強くたくさん増えます。
挿し木(さしき)
茎の部分で多肉植物を切って土に挿します。そうすると、茎から根が出て、生長し始めます。
切った元の苗からも葉が出て、倍々ゲームのように切った茎の倍数分の多肉植物が増えます。
気が付いたら増えていた
多肉植物を増やすつもりがなくても、増えていることがあります。それは子吹き(こぶき)といって、親苗から小さな苗(子)が出ている状態です。
子吹きは苗のタイミングでするものなので、子の誕生を喜びましょう。
増えた多肉植物の用途
多肉植物が増えることはとても楽しいことでうれしいことです。しかし、多肉植物が増えると場所を取ってしまうことになります。
増えた多肉植物をどのようにしたらよいのでしょうか。
寄せ植えにする
増えた多肉植物は寄せ植えに使うとよいでしょう。寄せ植えにすると、1つの鉢に多肉植物が集まります。寄せ植えにも種類があります。
1つの鉢に入れる品種を
- いろいろな品種にする
- 1種類だけの品種にする
といった方法があります。
多肉植物をおしゃれな鉢に入れて寄せ植えにすることは変化が生まれますので、おすすめです。
プレゼントする
多肉植物をまだ知らない友人やご近所さんにプレゼントしてみてください。
プレゼントを通じて多肉植物好きの人が増えるきっかけになるはずです。
してはいけないこと
あまりにも増えすぎてしまい、持て余してしまいそうになるかもしれません。しかし、その増えすぎてしまった多肉植物を公園の花壇や土手など植えに行くことは厳禁です。
増えすぎてしまった多肉植物とはつまり、繁殖力が強い多肉植物ということです。
繁殖力の強い多肉植物を公園の花壇や土手に植えに行ってしまうと、生態系が崩れてしまいます。
そのため、増えすぎたから広い場所に植えてあげようという考えは起こさないようにしましょう。
最後に
”過ぎたるは猶及ばざるが如し”と言います。なにごとも適量が良いのでしょう。しかし、多くてもよいものがいくつかあると思います。そのいくつかには”思い出”が当てはまりませんか。たくさんの思い出として写真もたくさんある方には、こちらはいかがでしょうか。