多肉植物の花には特徴的なにおいがするものがいくつかあります。
いいにおいがする多肉植物
多肉植物でいいにおいがする品種をまず3つご紹介します。
セダム属のスワベオレンスの花
エケベリア属のような姿をしているスワベオレンスですが、セダム属になります。春に咲く小さな花からはかすかに甘いにおいがします。
アルブカ属のスピラリスの花
アルブカ属のスピラリスは葉がくるくると丸まって特徴的な多肉植物です。花が春に咲き、その香りは甘いにおいがします。
アルブカ属はユリ科になりますので、百合の花に似た甘いにおいです。バニラのように甘いにおいがすると表現する方もいます。
プレクトランサス属のアロマティカスの葉
咲いた花からの良いにおいをさせるのではなく、葉自体が常にいいにおいをしている多肉植物があります。それは、プレクトランサス属のアロマティカスです。
ハーブのようなすっきりとした爽やかなにおいが葉からしています。
アロマティカスについての詳細記事はこちらにあります。
くさいにおいがする多肉植物
いいにおいがする多肉植物ばかりではありません。反対にくさいにおいを発する多肉植物もあります。
ガガイモ科全般の花
基本的にガガイモ科の花はくさいです。そして見た目もぎょっとするような色と形と模様しています。模様に関しては、ウルトラマンに出てくるダダを彷彿させませんか。
ガガイモ科の花のにおいはくさいと言いました。どのようなにおいでくさいのかと言うと、ハエが好むにおいです。大体想像がつきましたでしょうか。文字にすることは避けようと思います。しつこいですが、ハエが好きなにおいなのです。
そしてにおいの強さもとても強いです。決して部屋の中では花を咲かせないようにしましょう。
セダム属のカシミアヒントニーの花
ガガイモ科の花ほどの強烈な姿やにおいではありません。それでもあまり良いにおいではない花をさかせます。それは、セダム属のカシミアヒントニーです。
どのようなにおいかと言いますと、こちらもハエが好むにおいです。白くて小さなかわいらしい花の姿からは想像できないかもしれませんが、くさいにおいがします。
セダム属についての記事もこちらにあります。
クラッスラ属の姫神刀(ひめじんどう)の花
クラッスラ属の姫神刀の花からもくさいにおいがします。こちらのにおいも、ハエが寄ってくるあのにおいです。姫神刀のほかにもクラッスラ属にはくさいにおをさせる花を咲かせる品種があります。もしクラッスラ属の花が咲いたら、においを嗅いでチェックしてみてください。
最後に
くさいと分かっていてもなぜかにおいを嗅ぎたくなってしまう心理ってなんなのでしょうか。とても不思議です。
くさい身近なものと言えば、自分の体から発する例のものです。そのにおいを使ったいたずらグッズがありました。