屋外で多肉植物を育てていると虫とはうまく付き合うことが必要になってきます。虫となんてうまく付き合いたくない!なんて言わずにこちらの記事を読んでうまく付き合ってみてください。
多肉植物によく付く虫の種類
多肉植物を好む虫が身近に何種類か存在します。その種類をまずは見てみましょう。虫の写真はありませんので、安心して読んでください。
葉につく虫
- ナメクジ
- アブラムシ
- カイガラムシ
- ワタムシ
- 夜盗虫(ヨトウムシ)
- アザミウマ
などが葉につきます。
サイズの大きな虫は目によく見えます。そのため姿もすぐに確認できて駆除がすぐにできます。しかし、サイズの大きな虫の被害は大きいです。
アブラムシやワタムシなどはとても小さいです。しかし1匹だけではなく、大量につきます。
根につく虫
ネジラミが多肉植物につく代表的な虫です。ネジラミは多肉植物の根から栄養を奪い取る虫です。
虫に気が付く方法
姿がよく見えるサイズの虫ならば、多肉植物を見ているときに虫も見えます。そうではない虫もいます。虫も賢いので、見つからないようにこっそりと多肉植物を食べています。
追跡をする
ヨトウムシ(夜盗虫)は昼間ではなく、夜に活動をします。そのため昼間に多肉植物を見ているときには見つかりません。
虫の姿は見えないけれども、多肉植物には穴が開いている状態の時には、虫の形跡をたどって見つけます。
ヨトウムシ(夜盗虫)がいたところには、フンがあります。黒い粒のフンです。そのフンを見つけて、ヨトウムシ(夜盗虫)を見つけましょう。
ナメクジの場合には、通った後に糊が乾いた後のように跡ができますので、その跡をたどって見つけましょう。
虫眼鏡を使う
アブラムシやワタムシやカイガラムシのように小さな虫の被害は大きな被害になってから気が付くことが多いです。そのため、多肉植物をよく毎日観察をすることが大切です。毎日観察をすることで、小さな変化にも気が付くでしょう。
小さな変化とは、
- 茎や葉の裏に白いものができる
- 葉の表面に黒い点々ができる
- 多肉植物に元気がくしおれている感じがする
などがあります。
小さな変化を大きな変化としてとらえて確認をするためには、虫眼鏡が有効です。
虫がいる可能性があるのに虫眼鏡を使って見るなんて、恐怖でしかないと思うかもしれません。そこは大切な多肉植物のために腹をくくって見ましょう。
アブラムシやワタムシやカイガラムシはバッタのように急に飛んできたり、カマキリのように攻撃をしてくることがないので、その点では安全かもしれません。
虫を取る方法
多肉植物についてしまった虫を取る方法はいくつかあります。ご自分に合った方法で取ってみてください。
薬を使う
一番、簡単ですぐにできて身の安心が確保できる方法は、薬を使うことです。
多肉植物についてしまった虫の種類によって使う薬が違ってきます。ついてしまった虫の種類に応じた薬を使いましょう。
つまんで避ける
一番勇気が必要な方法です。それは、つまんで取る方法です。直接ヨトウムシ(夜盗虫)やナメクジを触れる方は少ないはずです。そのため、割りばしを使ってつまんでポイしてしまいましょう。
今後のために
虫には益虫と害虫がいます。益虫とは害虫を食べてくれるいい虫とも言い換えられます。
益虫に該当する虫は、クモ、カマキリ、テントウムシなどです。
多肉植物に被害を与える虫を駆除した後に、クモやテントウムシがいた場合には、”多肉植物を虫から守ってください、よろしくお願いします。”とお願いをしておくとよいでしょう。
最後に
今回は多肉植物についてしまう虫を取り上げました。地球上にはどのくらいの生き物がいるのでしょうか。おそらく多肉植物につく虫は地球上存在する虫のほんの一部のはずです。そんな虫と出会えたことはもしかしたら奇跡なのかもしれませんね。