”たにある”をはじめた理由(キッカケ)

もしかしたら、このサイトをご覧くださっている方の中には、だれがどんな目的でこの”たにある”を運営しているのかと気になっている方もいらっしゃるかもしれません。

今まで、たにある運営者情報を公開していませんので、今回は”たにある”を運営している理由についてお話をしたいと思います。

初めて多肉植物に関わったのは日本多肉植物の会

2015年に多肉植物を育ててみようと思いました。育てるからには、枯らさないように育てたいですし、たくさんの品種が欲しいと思いました。

だからネットで”多肉植物”・”育て方”・”土”・”どこで買える”・”イベント”などたくさんのキーワードを検索しました。

しかし、2015年の時点では多肉植物に関する情報サイトが少なく、なかなかヒットしませんでした。多肉植物についてのサイトが2015年の時点では、現在よりも少なかったのです。

少ない中でも、多肉植物に関しては古い歴史のある”日本多肉植物の会”の存在を知り、2016年に初めて日本多肉植物の会の新年大会に参加してみました。

新年大会に参加してみたところ、6人ほどで座る円卓がいくつかあり、そこに座って食事をしながら、多肉植物に関して話をしたり、セリをしたりととても新鮮でしたが、衝撃を受けたことを今でも覚えています。

衝撃を受けた理由は、

専門的な植物の言葉が多く飛び交うこと

植物の世界に初めて入ったため、”斑(ふ)入り”や”徒長(とちょう)”などの植物業界の専門的な言葉を聞いてもわからず、困惑しました。

多肉植物に関する知識が豊富で多肉植物に愛があること

多肉植物の専門業者なのか、一般の趣味家の方なのか区別がつかないくらい、みなさんの多肉植物に関する知識が豊富でした。

多肉植物を小学生から好きだという60代の方が珍しくないくらい、多肉植物を愛している方が多くいらっしゃいました。

年齢層が高かったこと

おそらく20代の方はいなかったのではないかと思うくらい、年齢層が高かったです。

男性が多いこと

男性が8割くらいを占めていたと思います。

です。

受けた衝撃を基に”たにある”を立ち上げるまでのこと

2016年に初めて日本多肉植物の会の新年大会に参加をしてからは、多肉植物が好きな方が集まる場所の雰囲気がわかりました。

どんなところにも参加をしてみようというチャレンジ精神ができました。

たくさんの方に出会いました

日本多肉植物の会の例会、ビッグバザールなどの販売会、生産者のハウス訪問など通じてたくさんの方と出会うことができました。

出会った方たちから頂いたもの

多肉植物を育てている方はみなさん温かい方が多いようです。初心者ですと自己紹介をすると、みなさん本当に多くのことを教えてくださいました。たくさん育った苗をいただくこともありました。

いただいたものはみなさんと共有を

多くのことをみなさんに教えてはいただくのですが、どうしても聞いただけでは忘れてしまいます。

自分が多肉植物を育て始めた時に必死に必要な情報をネットで探したとことを思い出しました。おそらく同じように多肉植物を育て始めた方なら、知りたいことがたくさんあるはずだとも考えました。

そこで”たにある”が得た情報やみなさんにお役に立つ情報を発信して共有することは”たにある”を立ち上げた目的の1つでもあります。

多肉植物を楽しむ方法はなにか、多肉植物を買う理由はなにか?

”たにある”が多肉植物を始めたタイミングがちょうど、多肉植物のブームに乗ってエケベリア属やハオルシア属が高値で取引されている時でした。

みなさん競い合って買いあさっている姿をたくさん見てきました。確かに欲しい苗であれば、金額をいくら出してでも欲しくなる心理があります。まして、他の人と競争となればなるほど、欲しさが増すのです。バーゲン会場と同じです。

そこで、いくつかの疑問がわきました。

  • 本当に欲しい苗なのか?
  • 名前が有名だから欲しいだけなのでは?
  • 他の人が欲しがっている苗だから欲しいのでは?
  • その苗は果たしてそこまでの金額を出す価値はどこにあるのか?
  • 育てた人の気持ちはどういう気持ちなのか?

これらの疑問が浮かんだ時に、

多肉植物は競い合って買うものでもなく、インスタで自慢するために買うものでもない

多肉植物が高値で取引されるのは一時のブームだ

と考えました。

”たにある”の趣旨をまとめると

多肉植物に関する情報や知識を共有しアーカイブすること

2020年という時代に合った情報ツールの活用をして多肉植物を広めること

生産者・趣味家の想いを伝えディスカッションができる場を作ること

を目的として運営をしています。