2019/5/5(日)にNPO法人日本多肉植物の会の東京例会が行われました。
そこで得た育て方について今回は記事にします。
NPO法人日本多肉植物の会の東京本部では、毎月第一日曜日に例会を北区赤羽で開催をしています。今回はその例会に参加をして多肉植物に関する知識を深めてきましたので、記事にします。
NPO法人日本多肉植物の会
NPO法人日本多肉植物の会はその名の通り、多肉植物を趣味としている人たちが集まる会です。
どんな団体?
1965年に発足した多肉植物愛好会の団体になります。年齢も性別も全く関係なく、”多肉植物が好き”という人たちが集まっている団体です。多肉植物の団体ではとても古くから存在する団体でもあります。
地域ごとに部として分かれて活動をしています。
- 東京本部(東京都北区)
- 南東北支部(宮城県仙台市)
- 北東北支部(岩手県盛岡市)
- 甲信越支部(長野県小諸市)
- 北関東支部(埼玉県)
- 南関東支部(神奈川県)
と本部のほかに支部が複数あります。
入会するには?
年会費3000円と入会費1000円を郵便局からNPO法人日本多肉植物の会へ払い込めば晴れて会員になれます。
郵便局からの払い込みのほかにも方法はあります。東京都近郊の方でしたら、東京本部の例会に参加をしてその場で年会費と入会費の合計4000円を支払って会員になることもできます。
例会って?
東京本部の場合、毎月例会を開催しています。
- 開催場所:北区赤羽が主になっています。
- 開催日時:毎月第一日曜日の13時~
- 開催内容:会からのお知らせ、毎月のテーマに沿った講義、セリ会、情報交換
となっています。
東京本部以外の支部の場合、例会は隔月で会員の自宅や公民館で開催をしています。
例会の開始時間が13時とお昼時間と重なる場合でも安心をしてください。例会を行う場所はビルの中です。そのため、飲食店も入っています。
赤羽駅を利用して参加をされるかたは赤羽駅の構内にある飲食店がおすすめです。赤羽駅にはエキュートが入っており、飲食店がとても充実しています。
もし駅を出てしまっても大丈夫です。駅周辺にはたくさんの飲食店があります。
参加の仕方
会員になっていない方でも見学として例会へ参加することが可能です。特に予約をして参加をすることも必要ないです。
会場に到着したら、受付にて見学を希望である旨を伝えて、名前を記帳してください。そして空いている席に着席をしてください。そして例会開始まで、お隣の方に話しかけてみてください。
多肉植物好きという共通の話題から話が弾むことでしょう。
2019/5/5(日)の例会
5月の例会はゴールデンウイークの後半5日(日)に開催をされました。開始時間は13時でした。
内容
会からのお知らせとして、日比谷花壇大船フラワーパークにてサボテン・多肉植物展が開催されることが案内されました。
- イベント名:サボテン・多肉植物展
- 開催場所:日比谷花壇大船フラワーセンター
- 開催日:2019/5/14(水)~2019/5/19(日)
- 時間:午前9:00~午後4:30
- 公式サイト:こちら
がサボテン・多肉植物展の概要になります。
ご都合のつく方はぜひ行ってみてください。今の時期はバラも園内にきれいに咲いています。
会からのお知らせの後に、5月のテーマであるアロエ属とガガイモ属についての話がありました。
その後小休憩をはさみ、セリ会が開始されました。セリ会は会員が育てた苗を出品して、他の会員が競り落とします。
セリの方法
セリ会とはネットオークションの現実口頭版とでもいうのでしょうか。
”あんこ”と呼ばれる司会者のような人が、開始金額を言います。その金額より高い金額を言って、落札をさせます。自分が言った金額以上の金額を言う人が他にいなければ、無事に落札ができたことになります。
もし、自分が言った金額以上の金額を言う人がいた場合には、競り合ってどちらかがやめるまでどんどん金額が上がっていきます。
いくらまで自分が出すかを決めておいてください。意地になって競り合って後で後悔しないようにしてください。
競り合うと言っても、開始金額が数百円ですので、安心して参加してみてください。
セリのちょっとしたルール
- 競る場合には、数百円単位で金額をあげていくこと
- 例えば、AさんとBさんとで競っています。Aさんが1000円と先に言います。次にBさんは1001円と言うのではなく、1100円と言う必要があるということです。
- 落札金額を落札した苗ごとに会計の人まで自分で届けること
- 会計担当の人は座って会計をしていますので、自分で落札金額を言って、落札した苗ごとに支払いをする必要があります。
苗を持ち帰るために紙袋やビニール袋が用意されていますので、持って帰れないという心配をすることなく、セリに参加できます。
多肉植物の育て方
展示されていた鉢の1つを取り上げて記事にします。
品種:ピロサスの育て方
写真はガガイモ科スタペロアンサス属のピロサスです。タランチュラのようにもタコのようにも見える何とも言えない姿をしています。植物ではなく、動物の足のようにも見えてきます。
- 耐寒性:ないため冬場は10度以下にならないように注意する
- 増やし方:カットして増やすことも、接ぎ木をして増やすこともできます。
- 色:生長期には緑色ですが、日によく当てると茶色くなります
- 花:ガガイモ科の花はよくクサイと言われますが、ピロサスはあまり匂いがきつくありません。