多肉植物のガステリア属とは?

多肉植物の愛好家で男性と女性で好き嫌いがわかれる属です。それは、ガステリア属です。ガステリアの多肉植物には、葉はがっちりして、勇ましいものが多いからでしょうか。

多肉植物のガステリア属を深掘りしていきます。

由来

「ガステリア」の言葉の響きから連想することがあります。西村雅彦さんと坂口憲二さんが出演している第一三共ヘルスケアの胃薬「ガスター10」です。

Gaster(胃)

Gasterの意味は「胃」という意味です。花の造形が胃の姿に似ているので、ガステリアという名前が誕生しました。ガステリアの言葉から恐竜のような、超合金のプラモデルのような力強さな姿をイメージします。

花の姿

ガステリアという言葉の響きの力強いこととは対称的に、ガステリア属の花は小さくてかわいらしい姿をしています。

アロマ属からガステリア属に変わった?

多肉植物の品種はガステリア属に分類されているものが、アロマ属に分類していたこともあります。アロマ属の多肉植物の姿はゴツゴツと力強いので似ているところがあると思います。

アロマ属の説明はこちらをどうぞ

男性の熱狂的ファン

多肉植物を所有して育てることも楽しみの1つです。男性の熱狂的ファンには、さらなる楽しみを追求するために、積極的かつ網羅的な交配を繰り返して、新しい品種を生み出しています。

属間交配

多肉植物の交配は同じ属の品種を使います。類似する特性があるのでわかりやすいと思います。そこから発展して、異なる属と属の多肉植物で交配ができます 。

ガストロレア

名前からどの属との交配を想像しますか?

「ガステリア属」と「アロエ属」の交配した多肉植物をガストレアと呼ばれています。アロエ属の特徴が強く表れたり、表れなかったりするので、経験とコツが伴うものです。

ガステルハオルチア

こちらは名前から簡単に想像できますね?

ガステリア属とハウルチア属を交配した多肉植物をガステリアハオルチアと呼びます。

このような「属間交配」により、新しい姿が誕生します。ガスとロレアルとガステルハオルチアには、世の中に類似するものが少ないこともありファンの熱量が高いです。

ガステリア属は枯れにくい?

ガステリア属はめったなことがなければ枯れません。

と、言われることがあります。本当でしょうか?

ガステリア属の多肉植物は生長スピードがゆっくりです。ということで、枯れるのにも時間が必要です。そのため、枯れないという話になってしまったのではないでしょうか。

生長がゆっくりだと細心の注意を払う

水やりだったり、太陽の光を浴びせたり、何か手間をかけたことの結果が現れるまでに、時間がかかります。株の姿の変化には時間がかかります。

例えば、日照不足で株の姿が崩れると、再びきれいに戻るまで時間がかかります。日照不足を補うために、太陽の光が多すぎると、きれいに戻らないです。

何かのアクションの結果が出るまでのインターバルが長いです。

仮説

何かのアクションすれば、どのような結果になるか?という仮説が大切です。仮説を立てて、実行して、結果がどうなったのかを試すというものです。

生長スピードがゆっくりです。ガステリア属の多肉植物は仮説検証型の育て方が必要です。このような特性があることから、男性が好きな多肉植物だと思います。

子吹き

ガステリア属の多肉植物には、子吹きする品種があります。子吹きを楽しみに育ててみてください。