多肉植物を育てて増やす時に使う重要な用語と意味を解説します

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YURI

今回の記事は、多肉植物を育てる時と増やす時に使う用語とその意味についてお話をします。

多肉植物を育てる時に使う重要な用語と意味

まずは、多肉植物を育てる時に使う重要な用語とその意味についてお話します。

もしかしたら、これまで聞いたことのない用語かもしれません。あるいはこれから説明する用語によって疑問が解決するかもしれません。もし、お役に立てたら、うれしいです。

夏型

多肉植物には生長する時期があります。その生長する時期が春から夏の初めと秋にある多肉植物を夏型といいます。

夏に生長をする夏型多肉植物は、寒くなる冬は生長をしない状態になります。

〇〇属は夏型です。というように一概に型を決めることが難しいです。品種のたくさん載っている本で、さらには型の明記がある本を1冊手元に置いておくことをおすすめします。

冬型

夏型があるとなるとその反対の冬型の多肉植物もあります。冬型の多肉植物とは、気温が下がる冬の初めころから春頃によく生長する多肉植物のことです。

夏の暑い時期には休眠をする品種もあります。夏に休眠をする冬型の多肉植物の代表的な品種は、コノフィツム属とリトープス属があります。

中間型(春秋型)

夏型にも冬型にも該当しない中間型の多肉植物もあります。生長が夏でも冬でもなく、春秋に生長するため、春秋型ともいわれます。

ハオルチア属が中間型(春秋型)に該当します。

休眠期

生長期の反対の用語として、休眠期があります。その意味は、生長をせず休んでいるということです。

多肉植物も本能的にこの時期は休んでおいたほうがいいと判断するようです。多肉植物がそのような判断をするのには理由があります。

つまり休眠期とは元気に活動するだけの元気がでない時期のことです。体力温存をしている時期なのです。

そんな休眠期には水をあまりやらず、そっとしておいたほうがよいでしょう。

魅惑の多肉植物!多肉植物の魅力について語ります豆知識!多肉植物の分類についてたにあるが語る多肉植物の魅力

多肉植物を増やす時に使う重要な用語と意味

多肉植物は育てるほかにも楽しみがあります。それは多肉植物を増やすということです。品種によっては簡単に増やすことができてしまうのが多肉植物の魅力でもあります。

そんな多肉植物の魅力についての記事もありますので、よろしければどうぞ。

カキ仔(かきこ)

多肉植物を趣味としている方の中には、実生苗(みしょう)とカキ仔(かきこ)の苗しかいらないとおっしゃる方もいます。

カキ仔(かきこ)とは親となる大きな苗から、小さな子どもの苗が出てきた子供のほうをさしていう用語です。

自家受粉(じかじゅぶん)

同じ苗のおしべとめしべで受粉をすることを自家受粉(じかじゅふん)と言います。

植物が自分で勝手にする受粉を自家受粉というわけではありません。

他家受粉

自家受粉の反対の意味として、他家受粉があります。他家受粉とは、おしべとめしべがそれぞれ別の苗のもので受粉をすることを意味します。

多肉植物を交配させて新たしい品種を作り出す時には、他家受粉で誕生しています。

原種(げんしゅ)

原種とは、現地に生息をしていることを発見されて植物学的に認められた品種が原種となるようです。

交配種(ハイブリッド)

原種と原種とを交配してできた品種は、交配種(ハイブリッド)になります。つまり、原種以外の品種を交配種(ハイブリッド)となります。

ハオルチア属とエケベリア属で盛んに交配がされて、次々と新しい品種が誕生しています。

最後に

重要なことだから忘れないように!!とわかってはいるのですが、どうしても忘れてしまうこともあります。

そんな事が最近よくあるという方も多いのではないでしょうか。年齢のせい?便利な道具が世の中に普及しているせい?気合が足りないせい?

どんな理由で忘れてしまうのかはわかりませんが、忘れないようにするための工夫をすることが一番かもしれません。