多肉植物を植えるのに適した鉢とは?

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YURI

多肉植物を植えるのによい鉢はどのような物でしょうか。たくさんの種類がある鉢の中から多肉植物に適した鉢を選ぶ方法を今回はお話します。

どんな鉢があるの?

ホームセンターやインターネットで鉢を探したことがありますか。探した結果、たくさんの種類の鉢が見つかり、その中からどの鉢が多肉植物に適しているのかが分からなかったのではないでしょうか。

そんな方のために今回は多肉植物に適した鉢についてさっそくお話を進めます。

素材

鉢の素材は、

  • 陶器: 土が原材料になっているもの
  • プラスチック:プラスチックが原材料になっているもの
  • ガラス:ガラスが原材料になっているもの

になります。

特徴

陶器、プラスチック、ガラスの鉢のそれぞれの特徴は、

  • 陶器鉢
    • 水が浸透しやすい
    • 水分の蒸発がしやすい
    • 釉(うわぐすり)を塗った陶器鉢は蒸発がしにくくなる
    • 重たい
    • 衝撃に弱く割れる
  • プラスチック鉢
    • 保水性が高い
    • 軽い
    • 重ねられる
  • ガラス鉢
    • 土や根っこの様子が見える
    • インテリアとしての美しさがある
    • 割れやすい
    • 重たい
    • 鉢底穴の開いた鉢が少ない

サイズ

陶器鉢、プラスチック鉢、ガラス鉢どの種類の鉢においても、実に様々なサイズの鉢があります。

小さい鉢は直径が3センチほどしかなく、大きな鉢は直径1メートルにもなります。

単位

鉢のサイズを表す単位があります。それは”号”です。1号から始まり、2号、3号・・・と20号くらいまでのサイズの鉢があります。

1号とは直径が3センチのことです。3号鉢は直径が9センチの鉢となり、20号の鉢となると、直径が60センチにもなる大きな鉢となります。

形状

鉢の形状も実に様々なものがあります。

陶器鉢、プラスチック鉢、ガラス鉢によって、異なる形状はありますが、

  • 縦長の鉢
  • 横長の鉢
  • 丸い鉢
  • うわぐすりを塗ってある鉢/塗っていない鉢(陶器鉢)
  • 鉢の底に穴のある鉢/ない鉢
  • 鉢にスリットが入っているもの/入っていない物(プラスチック鉢)

といった鉢の素材に合わせて特徴のある形状をしています。

多肉植物に合った鉢とは?

素材

多肉植物を入れるための鉢として適している鉢は、陶器鉢とプラスチック鉢になります。

理由は、通気性と保水性があるからです。通気性と保水性のどちらが高いかによって配合する土を工夫したり、水やりの頻度を調整するとよいでしょう。

サイズ

多肉植物のサイズに合わせて、鉢のサイズを選びましょう。多肉植物を大きくしたい場合には、大きな苗に植えます。反対に大きくしない場合には、小さな鉢に植えます。

鉢に密集させて多肉植物を植えてしまうと、通気性が悪くなります。鉢と多肉植物との間に空間ができるくらいゆとりあるサイズを選びましょう。

形状

多肉植物が育つ形状に合わせた形状の鉢を選びましょう。

ハオルチア属は根っこが長くなりますので、縦に長い鉢を選ぶとよいでしょう。

最後に

多肉植物をきちんとサイズの合った鉢に入れて並べてると、整った置き場になります。整理整頓されて多肉植物が置いてあると、苗もよりいっそう美しく見えます。

多肉植物だけではなく、身の回りの整理整頓も大切になります。