今回の記事はとても悲しい記事です。が現実ですので、受け止めて乗り切りましょう!
多肉植物にとっての日本の夏は過酷なのは事実です
毎年過去最高の暑さと言って気温がどんどん上昇している日本の夏です。人間にも耐えがたい夏です。もちろん人間以外の生き物にも耐えがたい夏と言えるでしょう。
日本の夏の特徴は?
日本の夏は湿気が多く、気温が高いとよく言われます。そして昼間と夜の温度差がなく、日が沈んだあとでも暑さが続くことがよくあります。
多肉植物の多くの品種が育ってきた場所の気候は?
多肉植物の多くの品種は南アフリカやメキシコなど海外から来ています。品種によって原産地が異なります。つまり気候も原産地ごとに異なります。
しかし、言えることは、日本の夏のように高温多湿ではないということです。
これまで育ってきた環境と今から育つ環境が違うとどうなる
日本のような一日を通して暑く、湿度も高い気候ではない場所で生きていた多肉植物が、日本の夏に適していると思いますか。決して多肉植物にとって快適な環境ではない場所に連れてこられたはずです。
今までとは違う快適ではない環境にて過ごす夏は過酷なものになるでしょう。過酷な環境に耐えかねた多肉植物は死んでしまうことになります。
しかし、すべてが死んでしまうというわけではありません。乗り切れることもあります。それは、あなたが多肉植物をいかに暑さと湿度から守れるかにかかってきます。
多肉植物を見てショックな状態になっていた
多肉植物を暑さと湿度から守っていたつもりでも、残念な結果を迎えてしまうこともあります。
昨日、多肉植物を見た時には元気だったのに、なんで今見たらこんな状態なの?と理解できないことがあります。午前中見た時と午後見た時でも違う状態のこともあります。それはどのような状態で、どうしてしまったのかについて次にお話をします。
多肉植物が真っ白になっていた
真っ白になる原因は、日の当たりが強くて多肉植物の葉の細胞が壊れてしまったためです。
これは日の当たり具合を調整することで防げます。日の当たり具合を調整するとは、日陰に多肉植物を置くことや、遮光ネットを取り付けるなどで対応がかのうです。l
残念なことに、真っ白になってしまった多肉植物は回復をさせることが困難です。
多肉植物が真っ黒になっていた
多肉植物全体が真っ黒に腐った状態になっていることがあります。その場合には、何とも表現できないにおいを発していることもあります。これは腐ってしまったからです。
苗全体が真っ黒になっている場合には、残念ですが多肉植物は枯れてしまったということになります。
あるいは葉の一部にだけに、黒い部分ができていることがあります。それは、おそらく直射日光の当てすぎで、葉焼けしてしまった状態になってしまっています。
葉がの一部だけが黒くなってしまっていて、生長点に問題がない場合には、枯れること可能性は低いです。もし生長点が黒くなってしまっている場合には、枯れる可能性があります。その場合には、無事な葉を取って葉挿しできるようにしておきましょう。
生長点に関しての記事はこちらにありますので、よろしければどうぞ。
多肉植物がなくなっていた
ちりちりに枯れて、多肉植物がほぼないに等しい状態になっていることもあります。この状態はおそらく、なにかしらの理由で枯れて日にちが経過した結果、このようにカリカリに枯れてしまった状態になってしまったのでしょう。
最後に
大切に育てていても多肉植物が枯れてしまうことがあります。それはもう誰も悪くないのです。あまり自分を責めないでください。
自分のせいではないとして逃げることは楽なことですが、果たしてしてもよいことなのでしょうか。いろいろと難しい問題ですね。