どのくらい思い浮かびますか?毛のある多肉植物

https://taniaru.com/wp-content/uploads/2019/03/shutterstock_149000414.png
YURI

人間の場合、生えていてほしい場所には生えず、生えてほしくない場所に生えてくる毛です。

人間の場合には少々ナイーブな話になってしまう、多肉植物の”毛”についての記事です。

毛のある多肉植物

毛のある多肉植物と聞いてどのような姿を想像しましたか。 毛量はどのくらいで、長さはのどのくらいのヘアスタイルを思い浮かべたのでしょうか。

毛がある多肉植物と言いましてもロングヘアでもパーマがかかったヘアスタイルではありません。多肉植物には、産毛と表現するのが適切なくらい短く生えているのです。

それではさっそく毛のある多肉植物の品種をご紹介します。

コチレドン属の熊童子(小熊の手)

熊童子(くまどうじ)は毛が生えていて、爪もあってふくらみのあるかわいらしい品種です。

爪は紅葉の時期にはピンク色になり、マニュキュアをしているように見えます。

コチレドン属の交配種(熊童子×子猫の爪)

コチレドン属同士の交配品種が販売されていました。交配は熊童子(くまどうじ)×子猫の爪(こねこのつめ)です。熊童子の形と子猫の爪の長さと筒状のふくらみの特徴が出ているように見受けられます。

カランコエ属の黄金月兎耳(ゴールデンラビット)

黄金月兎耳(おうごんつきとじ)(ゴールデンラビット)は先に紹介をしたコチレドン属に似ています。しかし、属はカランコエ属になります。

カランコエ属には、黄金月兎耳(おうごんつきとじ)(ゴールデンラビット)のほかにも毛のある品種があります。

福兎耳(ふくとじ) 、黒兎耳(くろとじ)、ミロッティなどです。気が付いた方もいらっしゃるかと思いますが、兎(うさぎ)と耳で”とじ”と読みます。葉の形が兎の耳のような形をしていることに由来しているようです。

多肉植物の毛について

次に毛についてのお話をします。

毛があるのはなぜか

人間の場合には、大切な部分には毛が生えているとよく言われます。では、多肉植物の場合にはなぜ毛が生えているのでしょうか。多肉植物に生えている毛の役割にはどのようなことがあるのでしょうか。

その答えはコレ!!といったものが残念ながらありません。多肉植物に毛が生えている理由

  • 暑さから身を守るため
  • 寒さから身を守るため
  • 水分をたくさんキャッチするため

といくつかあります。しかしこれらの理由は人間が想像した理由でしかありません。

なんでかな?どうしてかな?と想像をすることをは、多肉植物から与えられた楽しみ方なのかもしれません。

毛の色は何色?

毛の色は大体、白や透明をしていることが多いです。もし、赤や黄色の鮮やかな毛があったら、パンク風の多肉植物ではじけていて、にぎやかになりそうです。

毛は抜けるの?

多肉植物には、人間や犬や猫のように換毛期がないようです。そのため、毛が落ちていて不衛生であったり、お掃除が大変といったことはありません。

最後に

人間の場合、頭部にはないと困り、なくていい場所は黙っていても生えてくる毛です。今は、女性だけではなく、男性も脱毛をするようです。脱毛は紀元前4000年から行われていたという歴史があるようです。

昔は、原始的な方法でひもで毛を挟んで抜いていたようです。とても痛そうですが、今では痛みが軽減された方法で毛を抜くことができる機会が多く出ています。