多肉植物を植える時の鉢に入れるものがいくつかあります。今回はそのいくつかのものについてお話をします。
多肉植物の鉢について
店舗で販売されているときの多肉植物は、たいてい、プラスチックの鉢に入っていると思います。そのプラスチックの鉢でも種類がいくつかあります。
鉢の素材
鉢の素材は
- 陶器
- プラスチック
- ガラス
とあります。
どの素材の鉢に多肉植物を植えても問題はありませんが、水はけの問題を考えて鉢の底に穴が開いているものをおすすめします。
鉢の底に開いた穴から水が出て水はけがよくなるからです。
鉢の形
鉢の形は
- 六角
- 八角
- 丸
- 四角
とあります。そして、寸胴であったり、くびれがあったり、高さがあたりする鉢もあります。
品種によっては根を長く伸ばすものもあります。根を長く伸ばす品種のどの形をには、高さのある鉢が適しています。品種の性質によって適した鉢を選び入れることをおすすめします。
綺麗に鉢を整理することができるのは、形を統一することでできます。
鉢の大きさ
鉢のサイズを表現する記号は”号”です。小さい1号から始まり、数字が大きくなるほど鉢のサイズも大きくなります。大きいサイズですと、20号というサイズもあります。
鉢の色
鉢の色も豊富にあります。多肉植物を入れる鉢はプラスチックが多く使われます。プラスチックの鉢の多くは、
- 白
- 黒
- 茶色
です。
鉢のサイズによっては、カラフルに青やピンクなども用意されています。
多肉植物の鉢に入れる物
多肉植物の鉢には苗以外に入れるものがあります。具体的に何を入れるのかを次にお話します。
鉢底ネット(はちぞこネット)
鉢の底に大きな丸い穴が開いたものがあります。この穴から鉢底石(はちぞこいし)や多肉植物の土がこぼれ出ないようにするために、鉢底ネットを置きます。
鉢底ネットの形はサッポロポテトのバーベキュー味と似ています。
鉢底石(はちぞこいし)
鉢の一番下には石ころのようなゴツゴツした鉢底石(はちぞこいし)と呼ばれるものが入っています。
鉢底石(はちぞこいし)は水はけをよくする目的で入れます。もしかしたら買ったお店によっては鉢底石(はちぞこいし)が入っていないこともあるでしょう。
鉢底石(はちぞこいし)は絶対に必要なものではありませんが、あるとよいものです。
多肉植物の土
鉢に多肉植物のを植えるのだから、当たり前の話ですが 鉢には必ず土が入っています。
土は多肉植物の土として販売されているものを入れるとよいでしょう。
殺虫剤や肥料
オルトランのような殺虫剤や忌避剤を多肉植物の鉢に入れます。殺虫剤や忌避剤を鉢に入れることで大切な多肉植物を虫に食べられることを防ぎます。
マグアンプkのような肥料も鉢に入れます。肥料を入れることで、多肉植物を大きく元気のある苗にすることができます。
名札
多肉植物には名前(品種)があります。その名前(品種)と苗とを一致させておくためには、名札が必要です。
ネームタグと言われる卒塔婆のような札が鉢の中に立っています。名札がなくなってしまうと、名前(品種)が分からなくなってしまいます。
札が風で飛んで行ってなくなってしまうこともあります。その心配がある方は、鉢に直接油性ペンで名前(品種)を書き込んでしまうことをおすすめします。
最後に
今回の記事は、鉢の中の中身についてお話しました。中に何が入っているのかわからない物は、中身を想像しながら開ける楽しみがあります。
中身がなにか楽しくて開けてしまうものもあります。