コノフィツム属のブルゲリとは?

https://taniaru.com/wp-content/uploads/2019/03/shutterstock_149000414.png
YURI

ブルゲリは株の姿がコロンと丸く色も透き通っており、とても美しく魅力的な植物です。

人を惹きつけるものには魔力があるのかもしれません。

ブルゲリの基本情報

ブルゲリはコノフィツム属に該当します。

こんなに大きくなることもあるようです。

春はルビーのように赤く、夏はエメラルドのように緑色をしており、グミのようでもあり、宝石のようでもあります。

愛らしい姿をしていますが、育てるのは少し難しいでしょう。難しいといわれるのは、日本の高温多湿の環境が合わずに溶けてしまうからです。

ただ、日本の環境で全く生長しないということはありませんので、株にあった環境を探すなど試行錯誤をすることを楽しみながら育てるのも1つの楽しみ方かもしれません。

名前

  • 品種:ブルゲリ
  • 属名:コノフィツム属
  • 別名:なし

育ち方のまとめ

  • 生長の姿:上に大きくなります。
  • 生長のスピード:遅い
  • 休眠:夏
  • 紅葉:株全体が赤くなります。
  • 環境:高温多湿が苦手です。夏に弱いです。

増やし方のまとめ

  • 増やし方:実生
  • 葉挿しの発根率:低い

ブルゲリの季節ごとの育て方

春の時期

  • 苗の置き場:日の当たる風通しの良い場所がよいでしょう。
  • 水やり:土が完全に乾ききったら、水やりをしましょう。
  • 株の姿:脱皮を始める時期です。
  • 植え替え可否:おすすめ

梅雨の時期

  • 苗の置き場:雨の当たらない場所で風通しの良い場所がよいでしょう。
  • 水やり: 晴れ間が続くことが確認できる日に土が乾いていたら、水やりをしましょう。
  • 株の姿:休眠の準備をしているので、株の表面が茶色い皮を被り始めて枯れそうな感じをしているかもしれませんが枯れてはいません。
  • 植え替えの可否:しない

夏の時期

  • 苗の置き場:直射日光の当たらない場所で風通しの良い場所がよいでしょう。
  • 水やり: 休眠中でも水やりの必要があります。 土が乾いていたら、夕方に水やりをしましょう。
  • 株の姿:休眠をしているので、枯れたような姿をしています。
  • 植え替えの可否:しない

秋の時期

  • 苗の置き場:日の当たる風通しの良い場所がよいでしょう。
  • 水やり:晴れ間が続くことが確認できる日に土が乾いていたら、水やりをしましょう。
  • 株の姿:徐々に休眠から覚め脱皮を始めて赤くなり始めるでしょう。開花もする時期です。
  • 植え替えの可否:おすすめ

冬の時期

  • 苗の置き場:霜の当たらない日向が良い場所がよいでしょう。
  • 水やり:土が乾いていたら、お昼前くらいに水やりをしましょう。
  • 株の姿:まだ脱皮が完了しておらず、皮が付いたままかもしれません。無理にはがしてしまうと株を傷つけるので、気を付けましょう。
  • 植え替えの可否:おすすめ

おわりに

ブルゲリは育てるコツをつかむまで苦労をするとよくいわれます。そしてそのコツをつかむには何度かの失敗を経る必要もあるともいわれます。

果敢な挑戦をしてブルゲリを大きく育ててみてください。成功したときの喜びも大きいはずです。

コノフィツム属についてはこちらもどうぞ。